東日本大震災1000日追悼の灯りを開催しました。
◆開催主旨 2013年12月5日東日本大震災より1000日まだまだ復興の途上であり、苦しい事 も、悲しい事も、楽しい事も全ていりまじり現在があります。 そして、1000年に一度と言われる大震災から間もなく1000日をむかえます。 その日を亡くなられた方への追悼の思い、生き残った私たちのがんばろうとする思いを、灯りをともすことで石巻の皆さんと共有してまいりたいと考えました。 灯す個数は、石巻(9月現在)で尊い命を亡くなられた方々と同じ3266灯を灯す予定です。 思いを込めて進めてまいりたいと思います。 今回の1000日の定義は発災時刻午後2時46分から翌日同時刻24時間一日と数えて12月5日となります。 発災日3月11日を一日と数えると12月4日となります。 私たちは、熟議し震災一年などでも使う計算5日を1000日として今回追悼の灯りを行います。 全国で数カ所催しがありますが5日のほうが多いようです。 ◆日 時 平成25年12月5日(木) 午後4時30分から午後9時頃まで ◆場 所 がんばろう!石巻看板付近(石巻市門脇町五丁目11-33地内) ◆運 営 東日本大震災追悼の灯り実行委員会が主体となり運営を行います。 ○11月23日(日)午前9時30分より ○12月5日(木) 午後12時30分より
作業は11月23日草刈りから始まりました。
皆さん善意で参加していただきました。
こんなに綺麗になりました。
12月5日灯籠制作の様子。事前に皆さんに手伝っていただき500個は完成していました。市民ボランティアの皆さんも当初50人目標にしていましたが100人を超えるボランティアの方にお手伝いをいただき進める事が出来ました。ありがとうございました。
だいぶ並べ終えてきた。この日は無風で穏やかに一日でした。奇跡
全体ではこんなデザイン。石巻高校の美術部の一年生の皆さんに考えてもらいました。過去・現在・未来を表現しています。左側は看板前、3.11から波紋のように広がり現在までを表現、その中に悲しみ、苦しさなどの思いから、人のつながりの広がりなどを表現しています。右側は、将来に進んでいくイメージで、未来に力強く矢を放つ様を表現しています。美術部の皆さんありがとうございました。1000回目となる2:46に皆さんと黙祷致しました。
そして日が暮れて3267個の灯籠に灯がともり追悼の思いを深くしました。
18時30分の追悼式では、関西の歌手ヨンボさん・高校の先生をしている水井さんに追悼の曲を歌っていただきました。最後は花は咲くを皆さんで大合唱しました。
翌日から2日かけて片づけ終了しました。 撤収のひとコマ綺麗です。
倉庫に収納して全て終わりました。
全てのご協力いただいた皆様本当にありがとうございました。
感謝しかありません。小さな有志の集まりでスタートして本当に出来るのかと不安になることも何度かありましたが、いろんな角度から皆様に守られ・応援していただき開催、無事故の運営と天気にも守られ、本当に本当にありがとうございました。
これからも、追悼の思いを日々常に持ち、同時に生き残った者として一つ一つ前に進んでまいります。
さらに、いまなお立ち直れないでいる沢山の方々がいます。これからもそういった方々に寄り添って行ける様に考えながら行動しながら進んでゆきたいと思います。
誠にありがとうございました。